これは、仕事上でも恋愛でも、学校でもどこでも必要です。
人間の心の中は相手には見えません。
だからこそ会話をすることは、相手の心を知る上で、とても重要です。
「言葉」というものは、とても大事な物なのです。
ですから、人間はたくさんの言葉を覚えていて、その言葉を使って会話をしています。
この言葉というものは相手と話す上で、自分の気持ちを相手に伝えられる非常に便利なものであると同時に、話し方を間違えるととてもリスクのあるものとなっていくのです。
人間の頭の構造や心理、つまり考え方というものは、人間一人一人違います。
ですから、相手と会話によって心を通わせるのですが、自分が放った言葉を、相手が自分が思った通りにとらえてくれるとは限らないのです。
そう考えると、言葉の一つ一つは気をつけて話すことも大事だということが分かります。
自分にとって良かれと思った言葉が、相手の胸の中に痛みを投げかけたりする可能性もあるのです。
でも、その言葉や会話を上手にするための「会話上手」になるための手法とはどんな感じなのでしょうか?
これは、相手に対しての質問内容に深く関わってきます。
質問の中味によって、相手の心を開かせることができるのです。
例えば、「このチョコレートおいしい?」という質問があったとします。
この質問に対する答えは「おいしい」か「おいしくない」、つまりYES、NOの二択ですよね。
また、「今、好きな人はいる?」と聞いたら「いる」か「いない」という答えしかありませんよね。
これも先ほど同様に、二択になります。
実は、この類の質問は心理学的には「クローズド・クエスチョン」と分類され、はいやいいえで応対できる質問の事です。
一方、「この映画を見た感想は?」とか「最近の仕事の調子はどう?」などという、一言では答えられないような質問、それが「オープン・クエスチョン」 という分類され、開いた質問ということとなります。
これは、相手の気持ちを引き出しやすい質問内容と言えるのです。
相手の気持ちを引出しやすくするためには、こういった二択で答えられないような質問内容をしていくことが重要です。
だからと言って、「オープン・クエスチョン」ばかりしていては、相手も会話に詰まることもあるでしょうから、
時折会話に「クローズド・クエスチョン」をおりまぜて、相手が話しうやすくすることも会話上手となるためにはとても効果的です。
質問内容を考えながら、相手の心を開くことができるように、会話のコツを分かっていれば会話上手になれるのです。
はらいかわてつや
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