人は、人生の中で何度も人生の岐路にたたされます。
未来について悩む場合、今、どちらの道を選択すればいいのか?
そう悩むこともあります。
また、過去に起きた人生の分岐点について、「あの時、こうすれば良かった」と後悔をしてしまうこともあります。
そう考えると、過去においても、未来においても、現在においても悩まない人生なんてないのかもしれませんね。
でも、悩むと悩んだ時間は苦しくツラいものです。
そんな状況になった時に、何とか悩まないですむ方法はないのでしょうか。
よく「やる気持ちがあれば、なんだってできる」と言う人がいます。
しかし、実際に自分がその立場にたってみて、そのような状況にたってこないと見えてこないものがあるのです。
気持ちで解決できるような簡単なものなら、最初から悩まないのです。
例えば「家では集中できないから、図書館で勉強しよう」と考えたとします。
しかし、なかなか静かすぎて集中できなかったとしましょう。
そんな時に後悔するかもしれません。
「やっぱり家で勉強すれば良かったかな」
「どうして自分はこんなに集中力がないんだ」
でも、自分を非難しなくてもいいのです。
だって、自分で「勉強をやろうと思って行動した」ことに大変意味があるのですから。
もし、あのまま家にいれば、ほとんど勉強できなかったかもしれません。
そう考えると、自ら勉強しようという気持ちを持って外に飛び出したことは、家にいる時よりも格段に勉強の方へ気持ちが向かっていることなのです。
また、次の例を考えてみましょう。
恋人ができないとお見合いパーティーに行ったあなた。
その時のあなたの心情はこうです。
「私なんて、モテないからこういった場所に来るのだ」
でも、違うのです。
だって、お見合いパーティーに来なかったとしたら、きっと今でも恋愛から遠のいていたかもしれないのです。
でも、お見合いパーティーに参加した事で、素敵な相手が見つかるかもしれません。
これは、何も行動を起こさなかった時より、確率は上がっているのです。
何かを迷った時には、何かを行動に移してみることをお勧めします。
迷っていて行動に全く移さない場合、その悩みは全く解決しないのと同じです。
もし、行動を起こしてみて失敗した場合でも、「自分は行動した」という達成感が生まれるでしょう。
自分に何かの言い訳をつけて、行動しないなんて、時間を有効に使っていないのです。
ですから、「恋愛をしたい」と考えている人は、何かのアクションを起こしてみることです。
片思いの相手がいる人は、「食事でもどう?」と誘ってみるのもいいです。
相手がいない人は、お見合いパーティーに参加するのもいいです。
なにか行動を起こそうと考えるだけで、自分の意欲が高まってくるのが分かるでしょう。
何かを考えているのに、行動に起こさないのは考えていないのと一緒なんです。
行動する事に意義がある。
結果がどうであれ、あなたの行動は充実感のあるものと感じることができるはずです。
はらいかわてつや
コメント (0)
コメントを書く