いきなり高度なところに挑戦しない

恋愛について、あまり知識や経験がない人って、いざそういったシチュエーションに遭遇すると
どうしていいか分からずに慌てふためいてしまうことが多々あるでしょう。

例えば登山をした事のない人が、いきなり海外の高い山に登れと言われても、
パニックになるだけですよね？

それと一緒で、初めから高望みをしたり難易度の高いものに挑戦するのは
避けた方がいいと言えます。

まずは、自分が可能な場所まで戻ってみることが大事です。
「これだったら自分にもできるな」というところはありますよね。

自分ができることなら、パニックに陥ることなく落ち着いて行動できますし、
それをする時だって気軽にできます。
例えば「女性とデートをするのは、まだまだ難しいけれど挨拶くらいだったら大丈夫」なんていう
男性だっているでしょう。

恋愛の経験は少なくても「このくらいなら大丈夫」というラインがあるはずです。
挨拶や会話くらいだったらできる！というところがあったら、
まずはその部分を極めていけばいいのです。

会社の女性と挨拶をたくさん交わすのもいいですし、
喫茶店の女性店員さんと話したりするようなものでもいいですよね。

挨拶くらいできる！という域に達したら、次は気軽に世間話なんてするようにすればいいのです。
少しずつ合コンに参加して、女性とまずは会話になれるようにするという具合に
自分にとって辛くない程度まで戻って、そこから始めてみればいいのです。

学校の勉強でもそうでしたよね。
例えば、歴史の勉強をしていて、明治時代のところでつまづいたとしたら、
江戸時代に戻って頭に入れなおせば、自然とすんなり頭に入ってくることが
ありますよね。
このように、難しいところからチャレンジせずに、一度自分にとってできるところから
始めるといいのです。

恋愛慣れしていない男性が、いきなり美人でライバルの多い女性をデートに誘って、
上手にエスコートしようとしても、きっと失敗に終わりますよね。
一度に全部チャレンジしようとしても難しいのです。

まずは簡単な自分にできることから始めて徐々に難しくしていくのがいいとされていて、
これを心理学用語で「チェイニング」と言われているのだそうです。

チェインとは「鎖」という意味で、この鎖のような簡単なものを積み重ねていくことで、
だんだん高度なものもできるようになるということなのです。

だから、自分にとって大丈夫そうな部分までハードルをさげて
練習を積んでからデートに誘ってみてはいかがでしょうか？
まずは慣れるところから始めましょう。

はらいかわてつや