恋人に昇格するためには、まずは相手と親密になることです。
そのためには「デートに誘う」ということが大前提となります。
もし、あなたが相手を二人きりのデートに誘うことができたなら、今度は「相手について知ること」が大事になります。
でも、同時に自分のことも知る必要があるのです。
好きになって「相手と付き合いたい!」と考えた場合には、とにかく相手の事ばかり考えて、その人の好みを調べたり、リサーチを欠かさないでしょう。
でも恋愛発展には、まずは自分自身を知る事がとても大事なのです。
心理学では「自己認識」などと呼称され、数々の心理学者がそれについて提唱をしてきています。
「自己認識」といっても、具体的にどのようなことでしょうか?
例えば、相手の事ばかり調べつくして、相手に関する知識は「100%」という人がいたとしましょう。
でも相手には、自分の事は明かさない。
これでは「ストーカー」とも言えますよね。
極端な話ですが、こうなってしまったらストーカーです。
そうならないためには、自分を知る、つまり自分を認めることが大事なのです。
自分を認める・・・と言われてもどうしたらいいのか?
つまり、自分を否定しないという事です。
すべてにおいて、プラスに評価するわけです。
よく「どうせ私なんか・・・」と表現する人がいますが、これでは自分を認めたことにはなりません。
自分を否定しているのですね。
でも、この「自分を認める」ということは、簡単なようでいて難しいかもしれません。
人間は誰でも、自分自身の行動に関して「イヤだ」「嫌いだ」という部分を持っています。
性格のことや、過去の行動において「自己嫌悪」を抱くことだって少なからずあるでしょう。
でも、恋愛だけでなく「自己認識」ができれば、人間としての魅力がアップしていくのです。
では、すべてを認めることは初めからは無理だと感じた人には、まずは「自分の気持ちを受け入れる」ことをしてもらいたいと思います。
誰かを好きになった時には「相手の事が好き」という気持ちが心の中にあります。
これは、とてもハッキリした気持ちとなっているでしょう。
その気持ちは抑えることなく、否定することなく受け入れて欲しいのです。
そして、相手に対しての好きな部分を考えた時に心の中に湧いてくるものがあったら、その気持ちを相手に伝えるのです。
自分の気持ちを受け入れて、相手に思いつくままに伝えればいいのです。
自分の気持ちを相手に伝える時に、上手く言おうとして、言葉に装飾したりする必要はありません。
相手に対しての自分の心の中にあるセリフをただ伝えるだけ。
だから
「あなたって周りに気遣いができる優しい人よね」
「君の瞳ってきれいだね」
といったような単純な気持ちでOKなんです。
相手の気持ちが傾くようなセリフは、歯が浮くような言い回しではなく、相手の心から飛び出してきたような純粋な言葉なのです。
もし、デートに上手く誘うことができたら、自分自身を抑えず、自分の心のうちを是非相手に語りかけてください。
何度もあなたの純粋な気持ちを聞いた相手は、きっとあなたに心が傾くでしょう。
「自分が相手のことをこう思っている」という事を伝えるだけでいいんです。
決して、自分の気持ちを抑え込まずに。
せっかくデートできたのなら、次の段階に進む努力をしましょう。
それをしなければ、もう恋はそこで終わってしまう可能性だってあるのです。
はらいかわてつや
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