心理術
誰かと会話するという事は、自分ではない他人と話すことです。
自分が考えていることが、相手にとっては自分とは違った感情であることもあります。

会話とは言葉のキャッチボールです。

自分が普通に投げたボールなのに、相手にとっては思ったより早くて取れなかったとか、自分はストレートに投げたつもりなのに、相手にとってはカーブに見えて取れなかった・・・
そんな擦れ違いもあったりします。

自分が、普通に投げかけた言葉を相手の取り方次第で、相手を怒らせたりということも経験したことがある人も多いおのではないでしょうか。

誰かと話す上で、質問形式で話すことは毎日のように多々あります。

その質問内容は、
「今日はクルマで来たの?」
「昨日は電車で行ったの?」
「昨日の夕食は食べたの?」
といった具合に「はい」か「いいえ」で答える事が可能なクローズドクエスチョン。
閉じた質問です。
一言答えると会話が切れてしまう質問内容となっています。

しかし、もう一方は、
「この本の感想はどうだった?」
「この料理のコツはどういう点?」
「誰と食事に行ったの?」
など、一言では答えにくい質問のオープンクエスチョン。
開いた質問です。

そこからどんどん話が広がる可能性を含んでいるのです。

話を広げるには、こういったオープンクエスチョンを積極的に取り入れると会話が膨らんでいくのでお勧めです。

ただ、オープンクエスチョンを用いて会話を膨らませようと取り入れた場合に、あまり多用してはいけないフレーズがあるのです。

それは「何で?」や「どうして」というフレーズ。

例えば、先ほどの質問。
「誰と食事に行ったの?」
「○○さんと」

「どうして?」
「誘われたから」

「何で誘われたの?」
「・・・」

あまりいい気はしませんよね。
なんでいい気がしない質問かというと、明確な答えがないものだからです。

例えば、誰と行ったの?と聞かれた時の○○さんは答えが決まっています。
しかし、どうして?なぜ?に関しては、自分で考えた答えとなるからです。

だからと言って、この「何で?」や「どうして」を全く使ってはいけないということではありません。
会話の要所要所で使うくらいに留めておきましょう。

あまり使うことで、相手の気持ちをダウンさせてしまう言葉ということを覚えておくべきです。

また、次に多用してはいけないのが「何で○○しないのか?」という言葉。
これは、皆さん小さい時に両親から言われたことがある方もいるかもしれません。

「どうして勉強しないの?」

これには、
勉強しなさいよ!という強制と、勉強しないなんて悪いわねという攻撃と、なんでやらないのよ?という気持ちの詮索と、何だかこの一言には、とてつもなくダメージを誘うものが含まれています。

小さい時にイヤな思いをしたことがある人も多いでしょうね。

これは、言葉を少し言い換えるだけで、相手へのダメージをやわらげられます。

「勉強してくれたら、お母さん嬉しいな」
この言葉は少なくとも、先ほどの言葉とは違い、一気にダメージを受けることはありません。

また、どうして?という言葉には相手だけでなく、自分自身への問いかけにもひどく圧迫感のある言葉です。

過ぎ去ってしまった事を自問自答する時に、「どうしてあんな事をやってしまったのか?」と問い詰めることは、非常に精神を衰弱させてしまうのです。

人は「どうして?」と過去の事を聞いてしまいがちですが、それを詮索しても、精神面が救われるとも限りません。

余計に精神を病んでしまう可能性もあるのです。

相手との会話の中での「どうして?」と使う事が多かった方は、少し控えて、そして、和らいだ口調にしてみてはいかがでしょう。


はらいかわてつや


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