恋愛の終わりは女性側からが多い

恋愛は始まりもあれば終わりもあります。
よく「出会いがあれば別れもある」と言いますが、恋愛においては避けられないことです。

恋愛がうまくいって最終的に「結婚」となるわけですが、100組のカップルがいたら100組とも結婚までいくことは残念ながらありません。
必ず別れがあるものですよね。

何度か別れを繰り返して、ようやく結婚相手に巡りあえるものです。
中には、初めて付き合った異性と結婚まで到達したという幸せな方もいるでしょう。

では、恋人同士だった二人が別れることになった場合、どういった形で別れる結果になるものでしょうか？

どうやら、一般的に「女性が男性に別れを切り出す」方が圧倒的に多いということでした。


ベリンダ・ヒューイツト氏というオーストラリアのクイーンズランド大学で研究している博士が、約1万人の夫婦のうち離婚した夫婦約2割の夫婦に調査した結果があります。
この調査内容は「どちらから離婚を切り出したか？」というもの。

この調査結果では、女性が別れを切り出している確率が高かったそうです。

どうでしょう？
自分の周囲の別れたカップルを頭に浮かべてみて下さい。
女性側から別れを切り出したケースが多くありませんか？

男性は、こうした女性の「別れたい」という気持ちにあまりハッキリと気づかない傾向にあるようです。
女性の方は「別れたい」と感じ、それに対して着々と準備を進めている場合が多いでしょう。

熟年離婚と言った場合も、やはり妻側から別れを切り出すケースが多くて、男性側は「別れたい」と言われるまで気づかない事が多いようです。
最近流行っている「熟年離婚」ですが、定年を迎えていきなり離婚を切り出されて慌てふためく男性達も少なくありません。

これは恋愛も同じで、女性側は男性の知らないうちに、「別れる心構え」を持っていて最終的に別れを告げます。
それまで気づかなかった男性はびっくりですよね。

また、実のところ恋愛関係が始まる時は男性が告白して付き合うパターンが多いということが分かっています。
この結果、恋愛の始まりは男性側から、恋愛の終わりは女性側からというのが
一般的と言えそうです。

不思議と結構当てはまるのです。

ですから、恋愛を始めても彼女に対して出会った頃のような態度で優しく接して常に彼女の気持ちを理解しておかないと、
彼女がひそかに「別れたい」と考える原因にもなりかねません。

だからと言って、好き好きオーラを常に発していると、逆に嫌われる結果にも・・・。
ちょっと難しくもありますが、大事なのは彼女の気持ちをくみ取ること。
付き合って安心して彼女への熱を冷めないようにして、適度な距離を保つことが大切ですね。

はらいかわてつや